洗濯マグちゃん★メンテ実験

洗濯マグちゃん★メンテナンス実験

洗濯マグちゃん、みなさん使ってますか~?!

とっても便利な優れものですよね。

洗濯機に放り込むだけで、洗浄力のある水に変身して、洗剤を使わなくてもお洗濯ものがキレイになるという、ナチュラル・マジック!

大手自動車メーカーさんからの無理な注文に耐えるより、持っている素材をつかって独自の商品を作ったほうがいい!と考えた、元・下請け工場の社長さん、賢い☆彡

自動車部品として使われるマグネシウムを、お洗濯に利用することで、洗剤の量を減らし、環境にも悪影響を与えないエコ商品を開発してくださいました。

ありがたいですねーー!!


洗濯マグちゃん、そのカラクリは・・・?

マグネシウムは水と反応すると、水酸化マグネシウムと水素になります。

みんなの大好きな(笑)化学反応式で説明してみましょう。

Mg + 2H2O → Mg(OH)2  + H2

マグネシウム + 水  → 水酸化マグネシウム + 水素

水酸化マグネシウムは水に溶けますから、洗濯槽のお水がアルカリ性に傾きます。
そして水素がガス(気体)として放出されます。

アルカリ性の成分は乳化剤の役割を果たしてくれるので、油性の汚れを服から離れやすくしてくれます。

また、ニオイの元、絡酸や硫黄成分をひきつけ化学反応を起こして、不快なニオイも除去してくれるんだと思います。

マグちゃんパワー、落ちてませんか?

ところが、この洗濯マグちゃん、しばらく使っていると次第に、お洗濯効果、除臭効果が落ちてきますね。

「あれ?なんか効いてないぞ?」って気づかれると思います。

なぜか?というと、純粋なマグネシウムは酸素に触れることで化学反応を起こし、酸化マグネシウムに変わるからです。

#酸化マグネシウム、クレイにも含まれますね~。

2Mg + O2  → 2MgO

マグネシウム+酸素  酸化マグネシウム 

酸化マグネシウムは、白い結晶です。

マグネシウムの表面が酸化して、結晶がこびりついた状態になるのです。

※半年ほど使った洗濯マグちゃんの中身=マグネシウム玉を袋から取り出してみたら、こんなに真っ白しろでした!

酸化した洗濯マグちゃん

酸化したマグちゃん玉

マグちゃんパワー、リセット!
酸化マグネシウムを除去する方法は・・・?

そこで、この酸化してしまったマグネシウムをお掃除(除去)する方法を考え、実験してみました!

理論的には・・・

結晶化した酸化マグネシウムに、酸性のものが触れれば、化学反応を起こして水溶性の酢酸マグネシウム等に変化するから、洗い流すことができるはず。

うちのキッチンにあるお酢(ホワイトビネガー)を希釈せずに原液のまま使い、白いマグネシウム玉をお酢に浸してみました。

MgO + CH3COOH → Mg(CH3COO) 2 + H2O

酸化マグネシウム +  酢     →   酢酸マグネシウム   +  水  

 

白い結晶が溶け出しました。

スプーンでかき混ぜると、お酢がみるみる白くなっていきます。

※この化学反応は、温度を上げること、かき混ぜるなど攪拌することでも進みやすくなります。

そして・・・

泡アワがシュルシュルと出てきて、まるでエスプレッソコーヒーのスチームミルクみたいに盛り上がってきました。

おーっと、あふれそう。アワアワアワ・・・

還元中のマグちゃん

浄化中のマグちゃん。アワアワアワ・・・

これは、純粋なマグネシウムがお酢によって溶け出している証拠。

シュワシュワ出てくる気体は、水素です。

Mg + CH3COOH → Mg(CH3COO) 2 + H2

マグネシウム +  酢    →   酢酸マグネシウム    +  水素  

 

せっかくのマグちゃん、溶け出しちゃったら勿体なーい!

かといって、酸化マグネシウム=白い結晶がまだついている状態では、マグちゃん仕事にならなーい!

酸化マグネシウム化した表面は、ゴツゴツしていて、不均一なのです。

どこかで妥協して、この化学反応を止めないといけません。

 

マグちゃんが、ほぼほぼ元のピカピカ光った状態に戻ったところで、お酢から引き上げました。

マグネシウムちゃんたち、まあ、なんて美しいのでしょう。キラッキラッのピッカピカ♪

蘇ったピュアなマグちゃん

蘇ったピュアなマグちゃん。ピカピカ!

袋に入れ戻して、袋を縫い合わせました。

ご機嫌のマグちゃん、また明日からがんばってお仕事していただけそうです♪

 

マグちゃん・リセット、引き上げの目安は?

今回は、マグネシウムの姿を目で見て確認したかったので、洗濯マグちゃん袋の縫い目をはずして、中のマグネシウム玉を取り出して実験しました。

実際には、袋に入れたままお酢やクエン酸を希釈した水で洗っても同じ効果があるはずです。
(縫い目ほどいたり、縫い合わせたり、手間ですもんね…)

ただ、どれくらいの時間で引き上げるべきかの判断は、中身が見えないので難しいでしょうね。。。。

マグネシウムの酸化具合によっても、浄化にかかる時間は違いますし。

目安としては、シュワシュワしてきたら、お酢から引き上げるくらいでしょうか。

また、お酢やクエン酸を溶かした水に「つけ置き」するよりも、攪拌して動かし、ちゃっちゃと洗ったほうが効率がよいと感じました。

***********

洗濯マグちゃんは日本で開発された日本のアイデア商品。

残念ながら、イー・コンセプションでは販売しておりません。

イーコン自慢のお洗濯アイテムとしては、「ムーンウォッシュ」が人気の長寿商品となっています。

殺菌力があり、香りもバランスよく、水に溶けるアロマ・アイテム、「消毒用ムーンウォッシュ」

消毒用ムーンウォッシュ

消毒用ムーンウォッシュ

洗濯マグちゃん、どんなに優秀でも、あくまで洗濯補助剤であり、殺菌作用まではありません。

香りよくナチュラルに殺菌するなら、天然精油が一番!!

でも、精油原液そのまま洗濯機に入れると、水に溶けないので香り成分が洗濯ものの一部に偏って付着してしまうんです。まれに精油の色がお洗濯ものについてしまうこともあります(涙)。

そこで「ムーンウォッシュ」の登場★

水に溶ける精油ブレンド「ムーンウォッシュ」なら均一にお洗濯ものを消毒し、すてきな香りをほのかに残してくれるのです。

もともとは、布ナプキン「ウィムーン」のつけおき洗濯用、消毒用に開発されたレシピですが、毎日のお洗濯に大活躍です。

洗濯マグちゃんの除臭効果も邪魔せず。マグちゃんと併用すると、ダブル相乗効果で、お洗濯ものがスッキリしますよ♪

About 福島 麻紀子

E-Conception(イー・コンセプション)創設者&代表。 国際ナチュラルセラピー協会(INTA)元理事。 国際クレイセラピー協会(ICA)元理事。 主な著書に『大地のエネルギーで癒すクレイセラピー』(フレグランスジャーナル社)、『赤ちゃんからのナチュラルケア』(学陽社)がある。 オーストラリア在住。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です