ハッピーエネルギーの素を探る

ハッピーエネルギーの素を探る

今回のブログはイーコン創始者のわたし、代表・福島麻紀子のインタービューです。

普段は自分の好きなもの、興味のあるもの、そして面白い人にインタービューして、それをブログに書いたりしてきましたが、今回は自分がインタビューされる側になります。

ちょっと新鮮。どんな展開になるか、ワクワクです♪

インタビュワーはイーコンと親交のある、なんでも屋のミスティさんが務めてくださいます。よろしくお願いします。

福島麻紀子インタビュー2019

福島麻紀子インタビュー2019

【イー・コンセプション:名前の由来】

ミスティ こんにちは、麻紀子さん。
イー・コンセプションの命名からして個性を感じますね。イーとコンセプションの両方にそれぞれ別の意味を持っているんでしょうか?
麻紀子 そうですねー。もともとオンライン・ビジネスを意図していましたので、EmailのEでもあるんですが、他にもEternity(永遠)とかEcology(エコロジー)とか。Eのつく言葉の多さから多様性を表しています。
ミスティ それだけでも十分意味を含んでますが、さらにコンセプションが続くんですね?
麻紀子 Conception(コンセプション)には「懐妊」という意味もあり、当時妊娠していたってこともあるんですが、その意味も含めて「コンセプト(発想)」を形にして表現する、という意図もありました。

【妊娠中に起業?】

ミスティ 妊娠中に本気でビジネスを立ち上げる人は珍しいのでは。
麻紀子 「妊娠中にビジネス立ち上げた」というより、立ち上げるタイミングが来たとき、たまたま妊娠していただけ、なんです。
ミスティ 近くに両親やお友達はいらっしゃったんでしょうか?海外での出産、しかも双子の赤ちゃん、育児も2人分、頭いっぱいになりますよね?
麻紀子 いえ、育児の戦力は夫だけです。完全にナメてましたね~(笑)。でもなぜか、とても自然な流れに感じられたので、「妊娠中だから起業を躊躇する」なんて疑問すら頭をかすめることもなかったです。

【イー・コンセプションが売りたいものは?】

ミスティ では、イー・コンセプションというブランド名の、そのコンセプトで売るものは何だったんでしょう?
麻紀子 「商品を売る」というよりも、生き方、ライフスタイル、もっというと「哲学」を伝えていく、といったミッション性(使命感)もあったと思います。
ミスティ 決まった商品ではなく、商品を通して何かを伝えていきたいテーマみたいな?
麻紀子 はい、これは日本を飛び出してオーストラリアに移住してきたときからの意図なんですけど、日本の外から刺激を与えて日本を変えていく、みたいなミッション性を半分無意識に感じていたんです。
アロマやクレイは表現方法の一部、という感覚です。
ミスティ 創業19年経った今、そのとき思っていた方向に行っていると思いますか?
麻紀子 そうですね、基本的な思想は変わっていないです。イーコンセプションを愛用してくださっているお客様には、それが伝わっているように感じます。

【ビジネスを軌道に乗せるには?】

ミスティ そんな軽い気持ちで始めた通信販売が軌道に乗るって、誰もが憧れるようなうらやましいことですね。でも、簡単なことじゃないでしょう。きっと相当な努力があったと思うのですが?
麻紀子 うーん、それがあんまり意図していなかったというか、何も考えていなかったというか。ただ、アロマセラピーにハマってしまって、それが楽しくて面白くて、キャッキャと喜んでいただけなんですね(笑)

【アロマセラピーのきっかけは?】

ミスティ アロマと遊んでいたらいろんなアイデアが浮かんできたんですね?まず、アロマセラピーを知ったきっかけは何だったのでしょうか?
麻紀子 猫が連れてきたノミ対策として、ユーカリ精油を試したのが始まりでした。それで、アロマセラピーに興味が湧いたんですが、当時はアロマセラピーも全然知られていなかったから、情報源もあまりなくて。で、古本屋で買ってきた英語の本に書いているレシピをかたっぱしから試しながら、うれしそうに人体実験レポートなんかをホームページに書いていたんですね。

【ホームページも自分で作る】

ミスティ ホームページはどうやって作ったんですか? 19年前、インターネットはまだこんなに発達してなかったですよね?
麻紀子 オーストラリアに来たばっかりだったから、とにかく日本と連絡をとるためにパソコン買って、ホームページの作り方をちょっとかじって。お金もないから、全部自前でした。
ミスティ 一人二役どころか、制作から宣伝までお一人でこなしたんですか。それで、ホームページの読者は増えましたか?
麻紀子 アクセス数は分かりませんが、そのうちに興味を持った人がメールで連絡してくれるようになって。お互いに情報交換するアロマ仲間みたいな関係がどんどん増えていったんです。

【お客さんのニーズを汲む】

ミスティ そんな「アロマ仲間」から「イーコンのお客さん」になってもらうには、飛躍があると思うんですが。「お客さん」になってもらう秘訣を教えてください。
麻紀子 みんなのニーズを聞きながら、それに応えていったんです。
「へー、こういうの欲しい人がいるんだ。そしたら、商品リスト作ってみよう」から始まって、
「送ってほしいっていうから、郵送方法について調べてみよう」とか。
あとは、その繰り返し。
ミスティ 簡単そうに聞こえますね。実際はそうじゃないと思いますが。
麻紀子 いや、簡単なことですよ!っていうか、自分でできる簡単なことしかしていませんから(笑)

福島麻紀子インタビュー2019

【手作業の効能?】

ミスティ それで、インターネットを利用し、情報化時代の流れに乗ってアロマの自動販売機を自分で作ってしまったと。
麻紀子 いやあ、それが最初は、全部手作業だったんですよ。
受注もメールでいただいて、それに「見積もりメール」というかたちでEメールで返信して、お振込みしていただいて、入金確認して、それから商品仕入れに行って、梱包して郵便局に運んでいって送る、という。
ミスティ それって時間もかかるし手間が多くて、くじけそうになりませんか?
麻紀子 たしかに手間暇はかかるんですけどね。お客さんとのメールのやりとりなかで、アロマのことだけじゃなくて雑談とか世間話とか人生相談とか(笑)、いろんなお話が出てきて、仲良くなるんです。その親交がとても楽しかったですね。

とても協力的なお客さんばかりで、お客さんのほうから本とか参考商品とかお菓子なんかを送ってくれたり、貴重な資料や情報をくれたり、サイトについてアドバイスしてくれたり、ソフトを開発してくれたり・・・

ありがたいことに、すべてご厚意だったんです。

ミスティ お客さんに恵まれていますね。協力してあげたいという気持ちにさせる何かがあったんでしょうか。
麻紀子 いやあ、見ていて、歯がゆいというか、危なっかしかったんじゃないでしょうか?(笑) 

【商売人のDNAは必要か?】

ミスティ ご両親はご商売をされていたんですか? 子どもの頃からビジネスが身近にあったのでしょうか?
麻紀子 いえ、父はサラリーマン、母は編み物の先生でもありましたが、基本的に専業主婦です。渡豪前、カルビーで商品開発をしていたので、その経験は役立っていると思いますが、いわゆる「商売人の血筋」ではないです(笑)。
ミスティ ご自身で試行錯誤しながらお客さんにも育ててもらい、それが実った。 
麻紀子 はい、このイーコン創世記に、お客さんとのやりとりを通して、いろんなことを学ばせてもらいましたね。丁稚奉公がいっちょ前に独立できるようになったというか。お客さんのおかげで、イー・コンセプションというブランドが出来上がったようなものです。

【ビジネスの目標は?】

ミスティ 気が付いたらブランドを一代で築いてしまったわけですが、ビジネスの目標、たとえば売上げ目標とかはありましたか?
麻紀子 いえ、最初から「ビジネスにしよう!」とか「これで食っていこう」とか考えてなかったです。ましてや「売上げ目標」なんて…
最初はお金もコネも英語力もないのに、オーストラリアに移住してきちゃったわけなので、なにがしかの「生きていく手段」は必要でしたが、アロマで生活が成り立つようになるなんて思いませんでした。「今」に夢中になっていたら、どんどん大きくなっていった、という感じです。福島麻紀子インタビュー2019
ミスティ 海外に来て夢中になる趣味が見つかり、それを仕事にできるなんて、まさに理想ですね。麻紀子さんは「やればできる」を体現して、この理想を追いかけている人に可能性を見せてくれました。

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