はじめての失神
先週末、生まれて初めて【失神】しました。
いわゆる、卒倒、気絶、気を失う、というやつです。
とはいえ、
心臓が悪いわけでも、
イケメン有名人に会ったわけでもありません。
家族はびっくりしたようですが、
主観的にはなかなか新鮮な体験でした。
何が起きたか、と言いますと・・・
=====ここから過去に戻って実況中継=====
ここ最近、自分がいかに植物好きだったかに改めて気づきまして。
(だからアロマとかフラワーエッセンスにハマったのか!)
暇されあれば、家の内、外かかわらず、
植物さんたちと交流しておりました。
(いわゆる、ガーデニングというやつです)
ガーデニングでは、スクワット姿勢をとることが多くなりますが、
あるとき、スクワットしていく途中で、突如クシャミが出ました。
ピッキーン
そのとたんに、左側の腰から音がした!(いや、してないって)
なにかがズレて、壊れました。
いわゆる、
『ぎっくり腰』というやつでしょう(涙)。
動けない。
いや、動けるけど、超イタイ。
歩くのもやっとこさ、という痛みようでした。
夫のラースに助けを求めると、
「とにかくベッドにまっすぐ寝て!」と、
ゆっくり仰向けに寝かされ、
鎮痛剤を持ってきてくれたので、
素直に飲みました。
1時間ほどして、「ディナーできたよ~」と呼ばれたので、
そろそろ歩いて、ゆっくり椅子に座り、
ごはんをおいしくいただきました。
食べ終わったとたん、
なんだか、ぼーっとしてきて、
めまいみたいな感じになって、
まわりが白くて小さなお星さまでチカチカ、いっぱいになりました。
そのお星さま集団に包まれるように、
ふわ~っと天上界に昇っていくような、
不思議な感覚に包まれました。
「もしかして、死ぬのかな?」と思ったけど、
動けないし、しゃべれないから、
ただただ、そのお星さまに身を任せていました。
・・・・・
次の瞬間、遠くのほうでラースが悲鳴をあげているのが、
霧の向こうからかすかに聞こえます。
「ヘルプ、ヘルプ!」
え?何が起きた?
と思ったら、私、床の上に座ってました。
いつのまにか、椅子の上から床にワープした?
椅子から床に落ちたらしいけど、意識も記憶もないのです。
ラースは相変わらず、遠く霧の向こう側で
「救急車を呼べ!」と、ガールズに指示している。
「いや、そんなオオゴトじゃないよ~」と自分では思っているんだけど、
でも、動けない、しゃべれない。
ベッドに連れていかれて、だんだん霧が晴れてきて、
声が出せるようになりました。
「大丈夫だよ~、病院なんか行きたくないよ~」
まだ、霧の向こう側にいる人たちにしゃべるような感覚だったけど、
意思は通じたようです。
次第に霧が晴れてきて、目も開けられるようになり、
1時間ほど休んでいたら、だんだん平常に戻りました。
=====起きたことの分析・解説=====
今のは一体何だったんだろう?と調べたところ、
なんと、鎮痛剤の副作用だったみたいです。
腰痛がひどかったので、
パナデイン・フォートという強い鎮痛剤を持ってきてくれたのですが、
これ、お医者さんの処方箋が必要なお薬。
たまたま、以前もらったものの余りが引き出しに残っていたわけです。
私もこの薬、以前に飲んだことあるから、
問題ないと思ってました。
冷静になってみれば、
お得意のアロマやクレイで対応できたはずなんですよね。
ぎっくり腰やってしまったんだから、
・マグネシウム ローションに、
・アロマブレンド「ペインリリーフ」、
・そして、クレイ湿布
等で痛みは抑えられたはず。
(遅ればせながら、今やってます。おかげさまで、だいぶラクになりました。)
でも、そのときはあまりに痛くて、自分でできる状態ではなかったし、
ラースも焦って、とりあえず鎮痛剤!ってくれたんだと思う。
処方箋薬は安易に飲んではいけませんね。反省。
みなさんも気を付けましょう!
=====でも、面白がっている自分がいる…=====
家族には驚かせちゃって申し訳なかったけど、
自分的にはとても興味深い体験だったんです~。
脳科学者のジル・ボルト・テイラーさんが、
自身が脳卒中にあった体験を本に書いていますが、
そのときの感覚、ちょっと分かる気がしました。
脳が「現実」を創り出しているだけなんだな、という。
科学とスピリチュアル(魂世界)の接点が見えるような、
いろんな意味で面白い本です。↓
『奇跡の脳』ジル・ボルト・テイラー著