加湿器にアロマを加えてウイルス予防
秋も深まって乾燥が気になる季節ですね。
加湿器を使い始める方も多いかと思います。
加湿器にアロマ(精油)を加えれば、精油の芳香成分がウイルスから守ってくれます。
加湿器が出す蒸気とともに揮発しやすい精油成分がお部屋に拡散され、空気中のウイルスを殺菌してくれます。
また、のどや呼吸器系の浄化・殺菌にもなりますね。
ただし、加湿器にアロマ(精油)を加えるには、注意点があります。
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加湿器で蒸発させるのは水です。
ご存知のように、精油は水に溶けません。
水に滴下すると、油分のように上に浮かびます。
精油をそのまま加湿器の水タンクに滴下すると
芳香成分が水タンクのなかで偏在してしまいます。
精油が出てくるタイミングでいっきに濃厚な精油成分がお部屋に拡散され、
それ以外のほとんどのタイミングでは精油成分はほとんど含まれないただの水が出てくる、
という状況になるでしょう。
加湿器の仕様デザインにもよりますが、
最初のほうだけ精油がどっと出てくるか、
最後のほうだけ精油がどっと出てくるか。
その「どっと出てきたとき」は、有害レベルの濃度になっているかもしれません。。。
(特に、猫ちゃん、鳥さんのいるご家庭はご注意ください!)
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この状況を解消するためには、
精油成分を水のなかに分散、つまり「乳化」させる必要があります。
こんなときに、安心してそのまま使えるのが、水溶性の「アクアアロマ」シリーズです。
(「消毒用ムーンウォッシュ」も水溶性なので使えます)
アクアアロマのなかでも 感染防止には、「リフレッシュ」や「ハーバル」が理想的ですが、その他のブレンドでもある程度の抗ウイルス作用はあります。
いつも同じ精油成分に触れていると アレルギーなどの副作用を起こす原因になります。
複数のブレンドをご用意のうえ、ときどき入れ替えてお使いください。
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アクアアロマを加える適量は、
精油濃度と、タンクの貯水量から計算します。
精油原液の濃度は、水に対して 0.1%程度で十分でしょう。
(ほーんのり香る程度ですが、抗ウイルス作用としては十分)
アクアアロマの精油濃度は25%(「フローラル」のみ3%)
1Lの水に対して精油濃度0.1%にするには 精油1mlが必要ですから、
アクアアロマ 4ml分
アクアアロマのボトルは10ミリ入りなので、
目分量でだいたい半分弱 入れていただければOKです。
(きちんと計量しなくて大丈夫!)
加湿器のタンクの水が空になったら いったん、アクアアロマなしで水のみで使用する期間を設けてください。
精油をずーっと継続的に利用していると効果が落ちますし、副作用の原因にもなりかねないのでご注意くださいね。
また、猫ちゃん、鳥さんがいるお部屋では、精油はご利用にならないほうが安心です。