規格外のりんご

スーパーの果物売り場で「規格外のりんご」が
安売りされていました。

オーストラリアのりんごにしては、大きいサイズ。
日本のりんごとしては、ふつうサイズです。

「規格外」とレッテル貼られたりんごに
思わず同情して(笑)、買い物カゴに入れました。

さて、お味のほうは?というと、
ぜんぜん問題ないんです。

たしかに、いわゆる「大味」っていう感じはありますが、
ボケているわけでもなく、甘くてサクサクしていて、
ほんと、日本のりんごみたい。

そういえば、オーストラリアのりんごは
酸味強めでしっかり味がするものが多いかも。

で、思ったのです。

規格外かどうかって、誰かが決めているだけ。
そもそも自然に規格もなにもないでしょ。
そこにいる人間が定義づけているだけ。

だから、そこにいる人たちの共通の価値観
(これを常識と呼ぶ)によって
「規格」の定義は変わるのですね。

でも、私はこっちの大きいりんごのほうが好き。

個人の好みと、規格(常識)は一致しない。
ってか、一致しなくて当たり前。
だって、ひとりひとりみんな好み違うんだから、
みんなの好みひとまとめにして規格化なんてできない。

そもそも、誰なんでしょうね?
規格決めてるの。
少なくとも国民投票はしていないから
国民全体の多数決で決めたわけではない。

常識とか規格とか「ふつう」とか、
ほんと意味ないですねー。

わたしたちも一人ひとり、み~んな規格外。
規格の枠から はみ出よう!

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